幅広いラインナップと、
いま求められているスタイルを網羅している
ブランドとしての姿=全ての空間のelement(要素)
になれる
という意味と、
素材感を表現するマテリアル的な要素、
点・線・面といった
幾何学的要素の意味をかけ合わせ、
“JAPANDI”“CASMI INTERIOR”“NATURE”
“AGILE OFFICE”“BRUTALISM”
5つのスタイルの中で、AZUMAYAの
”ELEMENTS”を表現していきます。
ジャパンディ
日本(Japan)と北欧(Scandinavian)を融合させたスタイル、ジャパンディ。ふたつの文化に共通する「自然と共にある暮らし方」やシンプルな美学がデザインされた空間は、数年前から欧米を中心に話題となっていました。ジャパンディは日本でも逆輸入のようなかたちで人気が高まり、新しいトレンドに。木やラタンといった自然素材のエレメントと、シンプルなフォルムで構成されたインテリアが特徴で、忙しい現代のライフスタイルに落ち着きと安らぎを与えてくれます。陰影を生み出すブラックと、グレイッシュなブルーやグリーンを取り入れることで、ジャパンディらしい静かな時間が引き立ちます。
カスミインテリア
近年は女性をターゲットにする多くの施設で、韓流テイストが取り入れられています。インテリアはもちろん、ファッションやフード業界に至るまで、ライフスタイル全般のトレンドといえるほど今では一般的な存在です。「カスミインテリア」は、そうしたターゲット女性の「心(カスミ)が動く」デザインと、霞みがかった淡いカラーを組み合わせたインテリアテイストのことです。基本となるカラーは、ホワイト・ベージュ・グレー・くすみピンク。そこへ、丸みを帯びたシルエットで空間に動きをつけつつ、ラタンやストーンといった自然素材のエレメントを合わせることで、トレンド感をプラスしていきます。
ネイチャー
ライフスタイルや価値観の変化と共にアウトドアがトレンドとなり、その人気はいまだに継続しています。もともと日本の住まいは、たとえば縁側のように、屋内と屋外の境界が緩やかでした。屋上やガレージ、バルコニーで過ごす時間や、大きく開放的な窓も愛されています。また、ここ数年は「屋外でリビングのように過ごせること」が求められていましたが、昨年ごろからは「屋外とシームレスな住空間へ」という感覚が高まってきたように思います。ラフでシンプルなエレメントはそのままに、ファブリックの使い方・選び方で好みのテイストを取り入れながら、少しリッチに仕上げた空間に注目が集まっています。
アジャイルオフィス
アジャイルとは「機敏な」という意味で、状況に合わせて素早く対応できるオフィスがアジャイルオフィスと呼ばれています。固定席のないフリーアドレス制に、部署のユニット感を超えた空間づくりを組み合わせたイメージで、これまでの概念にはなかった「発想を生み出す場」づくりとして、さまざまな企業で導入されています。アジャイルオフィスではチームを横断したプロジェクトが行いやすく、フリースペースなどで社員同士のコミュニケーションが多様化することで、アイディアが生まれやすい空間になるといわれています。サッと集まれるスツールや軽いサイドテーブル、高さの揃ったデスクがおすすめです。インテリアはグレーやウッドでフラットにまとめつつ、チームをイメージしたカラーをアクセントに。
ブルータリズム
打ち出しコンクリートやガラスといったエレメントをそのまま用いた、無骨で無機質な印象のブルータリズムがいま再注目されています。ブルータリズムは1950年代、戦後経済復興のための早急な都市再建に適した素材・工法を用いた建築として、世界中で流行した様式です。従来の概念や装飾性を排したデザインながら、存在感のある佇まいが印象的で、インテリアとしては、装飾性が少なく素材感を活かしたもので構成されたテイストとなります。冷たくみえる一方で、有機的でもある不思議なバランス感。何もない空間に自分だけのユートピアを創るような楽しみ方が、次のトレンドとして熱を帯びています。